バスの運転手を目指して<入社、研修(座学)>

バス運転手イラスト 第二種大型自動車免許

いよいよバス会社への入社です。

最初の印象が大切かなと思い、スーツも買いました。
いい歳のおじさんですが、新卒のように緊張してました。

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入社

朝バス会社へ行くと、担当の方が出迎えてくれました。

誓約書や税金、健康保険などいくつかの書類に必要事項を記入して提出します。
役員の方の講話を聞き、研修生としての辞令をもらいました。

そして制服の採寸をして、貸与を受けました。

翌日から研修センターへ出社するように指示を受けました。

研修

研修は2~3ヶ月かかるそうです。
期間にがあるのは、研修生の習得状況により研修期間が異なるからです。
できのいい人は最短で修了しますが、技術習得が遅ければ研修期間は延びます。
お客さんの安全を預かる仕事ですから、中途半端には修了させられませんよね。

運転手採用は随時行われているようで、2、3週間ごとに新人が入るようです。
研修センターにはすでに研修を受けている先輩たちがいます。

新入りの研修生は数日の座学(講義)研修から始めます。
交通法規は教習所などでマスターしているはずですので、そのあたりはサラッと撫でる程度です。
1番声を大きくして言われるのが何と言っても安全についてです。
交通ルールを守っていればいいということではなく、いかに防衛運転をするかということも教えられます。

次に強調されるのがお客様対応です。
バス運転手は接客業でもあるので、お客さんに親切に接しなければいけません。
安全第一で事故を起こさないからと言って、お客さんに不安を与えるような運転や態度は許されません。

座学の最終日には講義内容についてテストがありました。
学力を測るテストではなく、全問正解で当たり前の内容でした。
私を含めほぼ全員が全問正解でした。

座学を終えて

バスの運転手は単純な仕事に思われがちです。

「あ、事故っちゃった」では済まされないので、とにかく安全な運転、それでいて定時運行を求められ、お客さんに安心を提供しなければならず、大きな車体を動かしながらそれらを実現するのは高い技術が必要だということがよくわかりました。

次からは実際にバスを運転して研修を受けます。
普段乗用車しか乗っていない私にはバスを動かすだけでも大変なのに、たくさんあるミラーを確認したり、ドアを開閉したり、車内アナウンスをしたりというのは、曲芸のようにも思えます。

私は少しどんくさいところがあるので同期生よりも修了が遅れるかもしれませんが、しっかり習得していきたいと思います。

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