バスの運転手を目指して<研修5週間目> 基礎練習の続き、高齢者疑似体験

バス運転手イラスト 第二種大型自動車免許
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研修19日目、基礎練習(蛇行運転)

先週2日間担当の先生が不在でしたが、この日から先生が戻ってきました。

今日は場内での蛇行運転の基礎練習とテストです。
7本のポールを7m間隔で置き、バスで蛇行運転(スラローム)をしながらポール間を走行ます。

まずは右後輪がポールを巻き込まないように十分間隔を開けてからハンドルを右に切ります。
このとき左前部が次のポールに接触しないようにしなければいけません。
左前部が2本目のポールを通過すると一旦ハンドルを真っ直ぐにし、そのポールに左後輪が近づいてきたら左にハンドルを切ります。
左後輪でポールを巻き込まないように注意しながら、右前部が3本目のポールに接触しないようにします。

これを繰り返し、7本のポールをすべて通過した後は後退で蛇行しながら戻ります。

後退の蛇行の方が難しいのかと思っていましたが、意外と前進より早く感覚をつかむことができました。

何度かの練習の後、テストが行われました。
私たちの班は全員1回で合格することができました。

そのあと臨時講習として急制動の体験をさせていただきました。
30kmで走行し、思い切りブレーキを踏みます。
ブレーキを思い切り踏むと大きなバスでもタイヤがロックし、焦げ臭い匂いがしました。

アクセルからブレーキへ踏み変えて急制動するのと、予めブレーキペダルの上に足を乗せておいて急制動するのと2回体験しました。
空走距離がない分、予めブレーキペダルに足を乗せていたほうが短い距離で停止することができました。

いずれにしても急制動をかけると乗客は大怪我をします。
急制動の必要がないようにするために、危険予知が大切だと教えていただきました。

営業バスへの添乗

休日を利用し、営業しているバスに乗ってレポートを書くという課題がありました。

自社の路線バスに乗るのでバス運賃は不要ですが、目的の出発地点へ行くために電車に乗ったりしますので、多少の自己負担はあります。

いくつかの路線のバスに乗り、先輩たちの運転を見せていただきました。
先輩たちはプロの運転手ですので、運転技術、安全確認、乗客へのサービスはしっかりしていました。
運転手によって多少の差はありますが、乗客の立場としては不安はありませんでした。

私も乗客に安心して乗っていただけるような運転手になりたいと思いました。

研修20日目、バスの車種変更

この日から研修に使うバスの車種が変更になりました。
バスの車種が変わると車幅やホイルベースが変わりますので、まず場内で基礎練習に戻ります。

新しい車種で直角コースを曲がる練習をしましたが、以前のバスよりホイルベースが長く小回りがききません。
何度やっても白線を踏んでしまいましたが、なんとか街路に出してもらえることになりました。

運転前に行う日常点検の項目も若干変わり、覚え直さなければなりません。
実際の営業バスを運転すると毎日車種が変わるので、どのような車種にも対応できるようになっておかなければいけません。
新しい車種でもしっかり練習を積みたいと思います。

研修21日目、新しい車種での街路走行

新しい車種は以前の車種と比べてクラッチの扱いが難しいです。

何度も大きな衝動を出しながら発進やシフトチェンジをしてしまいます。
それでも街路を2時間ほど運転すると次第にクラッチ操作に慣れてきました。

シフトは電子式ですので、以前の車種のように力を入れないとシフトが入らないということがなく、とても楽でした。

ホイルベースが長いため、駐車や方向変換には少し苦労します。

研修22日目、雨の中の街路走行

雨の降る中、山間部へ向かいました。

気温が低いためバスの暖房を入れますが、雨天のときはバスの窓が曇るので、エアコンなどの操作も必要です。
また交差点などの見通しも悪く、悪天候のときはとても疲れます。

雨の日は事故の危険性も高くなるので注意が必要です。

クラッチ操作は相変わらず苦手です。

 

 

 

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