2013ハルビン 中国 X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2013.01.202022.11.06<1日目> 朝3時半起床。 外は雨。 昨日タクシーの予約がとれなかった。 timesplusで車を借りておいた。荷物は2つ。かなり重い。車に積んで王寺駅へ。車を降りる場所から駅まで、雨の中バッグをゴロゴロと引きずる。重い。5:27jr難波行き各停。今回は天王寺から関空快速。7時過ぎに関空到着。アシアナ航空。スターアライアンスなので、ANAラウンジが使えた。出発。順調に飛行。まずはソウル仁川空港へ。空港内で何やらイベント。仁川の乗り換えは1時間あったが、手荷物検査もあるし乗り換えゲートが遠いから、ゆっくりできなかった。やっと50番ゲートに到着。ANAカードで優先チェックイン。関空・仁川は日本人乗務員もいて、日本語のアナウンスもあったけど、仁川・ハルビンは日本語一切なし。隣のカップルは中国人と韓国人。うーん、インターナショナルな感じやな。ハルビン空港到着。入国にえらい時間がかかる。友人の息子さんとホテルで待ち合わせてるのに・・・やっとタクシーに乗った。しばらく運転手との会話を楽しむ。もちろん大半はわからない。今の気温を聞くと「25度と言った」いつも零下だから、いちいち「零下xx度」って言わないのか?市街地に入ってくると、街の所々に氷で作ったオブジェがある。ある通りには、世界中の車のディーラーが集まってる。トヨタ、日産、本田、マツダ、アウディ、シボレー・・・・ホテル到着。タクシー代は260元。友人からは150元ぐらいのはず、と聞いていたが・・・友人の息子さんとの約束の時間から1時間ほど遅れた。でも彼は笑顔で迎えてくれた。チェックインも彼が手伝ってくれた。いや、一人でできると思うが・・・事前に保証金が必要。いつもは保証金もカードでOKなのだが、今回のホテルVISAカードは扱っていない。三井住友の銀聯カードを出してみたが、日本の銀聯カードはダメと言われた。そんなはずないねんけどなぁ。。。必要な保証金は4泊で2000元。とりあえず手持の人民元1000元を払う。これで二日分確保。残りは明日銀行で両替して払うことにした。手伝ってもらってよかった。。。部屋に行き荷物を置く。イエンの母から預かったイエンへの荷物を渡す。「こんなにたくさん!」と彼が喜んだ。おれが買ったお土産やないけど、喜んでくれたら苦労して運んで来た甲斐があるわ。荷物の入ったバッグごと彼に渡す。翌日彼から母への荷物が入って返ってくる。イエンと一緒に晩飯を食いに行った。まずは中国人との交流では恒例のタバコの交換。餃子、ソーセージ・・・ビールも一緒に飲む。彼は日本語はほとんど話せないので、もちろん全部中国語。おれの中国語はあまりうまくない。だから彼は気を使って丁寧にゆっくり話してくれる。店を出て、携帯電話のsimカードを買いに行った。彼が携帯電話を準備してくれるらしい。おれはiPhoneで使うためのカードが欲しかったが、あまりわがままは言えない。夜になってさらに冷えてきた。イエンに今の気温を聞くと、「零下32度です。」タクシーの運転手と違って、「零下」をつけてくれた。ホテルへ戻り、彼と別れた。明日も案内してくれると言う。いや、一人で大丈夫やねんけど。<2日目>朝、ホテルからの風景。ちょっと散歩してみる。かなり寒い。すぐホテルへ戻る。やってきたのはイエンの友人。イエンは母へのみやげを買いに行ってるので、今日はイエンの友人が案内してくれるそうだ。タクシーで中央大街へ。ここは「歩行街」つまり歩行者天国。その通りの先に松花江という川がある。行ってみると川はもちろん凍っている。その上で人々が、ソリやコマ回しを楽しんでいる。不覚にもここで写真撮るのを忘れた。この極寒の地でアイスを食べる人が結構多い。二人で昼飯を食う。ロシア風教会を見る。ホテルへ戻る。ホテルには若者3人が待っていた。若者4人(イエン、その彼女、イエンの友人、その彼女)。彼らと一緒に食事へ。いろんな肉の串料理の店。羊の肉がうまい。店を出てイエン、その彼女、おれの3人で氷雪大世界へ行く。入場料300元。いくつもの氷灯があって、それはそれは幻想的で綺麗。何十メートルもある氷の滑り台を子供のように楽しむ。9時閉園。イエンがタクシーを探すのに苦労している。タクシーの客引きがたくさんいるが、大半が高額。なんとか安いのを見つけてくれて、ホテルへ戻る。<3日目>ホテルで朝食。今日はイエンの友人の彼女が案内してくれる。いやいや、一人で大丈夫やねん。行ったのは極楽寺。線香の供え方を教えてもらった。日本のやり方とは違う。彼女も丁寧に解説してくれるのだが、7割はわからない。西遊記ゆかりのところの説明はよくわかった。昼飯を食う。四川の火鍋。うまい。それから買い物。ホテルへ戻る。熱が出てかなり疲れたので、早目に寝る。<4日目>9時。イエンが手配してくれた日帰り旅行へ行く。送り迎えこそ旅行会社の車だが、今度こそ一人で行動できる。伝票に9時と書いてあるのに、10時出発と言われた。部屋で待ってると10時に旅行会社の人が来た。「寒いから1時半にしましょう」引き延ばし作戦?とりあえずテレビを見て待つことに。でも退屈なので散歩に出かける。15分ほど歩くとケンタッキー発見。早目の昼飯。細かいことはわからないから、写真で指差し注文。店を出てると路上でアイスクリームを売っている。ハルビン人はどんなに寒くてもアイスを食べるらしい。うまいけど、アイスを持つ手までアイスになってしまいそう。風邪で鼻をかむから持ってきたティッシュがなくなった。小さなスーパー(?)でティッシュを買う。中国語を褒められた。うれしい。ホテルに戻ってちょっと休憩。約束の時間に旅行会社へ。今度こそ出発。その会社の車で太陽島へ向かう。凍った松花江(という川)は、ただの雪原にしか見えない。太陽島到着。誰かと待ち合わせてるようで、しばらくハルビン極地館の前で待たされる。その間、氷のすべり台で一人遊ぶ48歳のおじさん。つまりおれのこと。それから他の旅行者と合流。団体チケットをもらって中に入る。個人の入場料300元、団体割引だと240元。太陽島の雪像たち。ほんとに綺麗。2時間ほどのんびり楽しめた。カフェで一休み。旅行会社に電話して迎えに来てもらう。ホテルへ戻り休憩したあと食事に出かける。繁華街まで多分6,7km。散歩がてら歩いてみる。凍ってる道を歩くのは疲れる。半分ほど歩いたところでハルビン駅に着いた。写真を撮って近くの餃子館に入る。料理を2つ、餃子を2つ、ビール1本。90元。食い切れなくて、半分ほど残した。帰りはバスに挑戦。案内板を見るが、なかなか難しい。iPhoneの地図でホテルの近くの地名を探す。いくつかの路線番号がそこへ行ってくれる。日本のようにきっちりバス停では止まってくれない。ちょっとずれた所に止まり、みんなは目的のバスに向かって走る。おれはよくわかっていないから、目的のバスを2つ逃してしまった。3つ目にはうまく乗れた。1元。バスの窓は寒さで凍りついている。10分ほどでホテルに到着。帰国に備えて荷物整理。<5日目>いよいよ帰国。朝飯食ったあと、最後の散歩に出かける。寒い。車も凍えてる。チェックアウトの時間。イエンの友人が来てくれた。空港までの車も手配してくれた。運転手も日本語はまったく話せない。中国語で話しかけてくる。身振り手振りも使ってなんとか会話する。「どこの国の人?」日本人。「今日は昨日より暖かいぞ」それでも寒い。「国内線?国際線?」ソウル経由だから国際線。「空港で手伝いはいらないだろ?」いらないよ。「なら、あんたを下ろしたらすぐ帰るよ。車止めておけないから。」いいよ。「だからここで金を払ってくれ」走行中に金を渡す。ここで下されたら空港までどうやって行く?いや、ちゃんと空港まで連れて行ってくれた。空港ではなかなか受付が始まらない。やっと受付開始だが、長蛇の列。ここでもANAカード活躍。優先チェックイン。だが、荷物は1つだけだと言われた。来るときは2つOKやったのに。仕方ないから1つを機内持ち込みに。重い。。。ラウンジで待機。ラウンジというより、普通の部屋。搭乗開始。優先搭乗のはずが・・・ビジネスクラスは最後に乗ってくれと。ま、座って待てるからええけど。出発。さよならハルビン。また来る(かも)よ。仁川到着。広い空港内を重い荷物抱えて走り回る。ペットボトルの水をクレジットカードでお買い上げ。サインは小さな電子パッドに書く。先進的ぃ。エアバスの2階建て飛行機。初めて見た。関空へ向けて出発。仁川上空を旋回。空港周辺の夜景が綺麗。ほぼ定刻通り関空到着。入国で荷物開けられたらどうしよう。。。やましい物はないが、ぎりぎり詰め込んだバッグを開けられて、また詰め込むのは大変。あっさり通過。こんな大量の荷物を奈良まで持って帰って、また友人のいる大阪に持ってくるのは大変。友人に電話し、彼女の店(難波)に持っていく。10時過ぎ、店に到着。無事荷物の引き渡し。担担麺とビールを出してくれた。軽くなった荷物を転がし、電車、タクシーで11時半帰宅。洗濯、荷物・写真整理は明日する。おやすみ。
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