2013・秋(?) 成都旅行 中国 X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2013.09.072022.11.06<0日目:出発前夜> 今回も前泊することにした。家では多分興奮して寝られへんねん。荷物をゴロゴロ・・電車で難波のいつもの中華料理屋へ。そこで泊まるホテルを探すグラスミア8,500円。予報では明日は朝から雨の様子。難波まで来てしもたら傘いらんけど、飛行機遅れたらいややな。<1日目:ほぼ移動日>5時起床起きるの早すぎて、乗るバス30分繰上げ。関空到着。すかさずチェックイン。今回は関空で両替してみる。手荷物検査、出国手続き、免税店のタバコ・・慣れたもんや。9:45定刻通り出発。機内でも中国語の勉強欠かしたらあかん。中国の「羊とオオカミ」のアニメ鑑賞。今回見に行くのはパンダだけどね。上海到着。入国手続きはやはり混んでる。荷物を受け取り、携帯電話のsim購入。時計を見ると成都行きの出発まで40分。乗り換えは2時間の余裕があるはずやったのに・・急いでチェックインカウンターへ。並びながら気がついた。そう、時差忘れてた。つまりプラス1時間あるわけ。おれ、素人か?プロやないけど何回も中国来てたらわかるやろ。ラウンジで待機。パンもサンドイッチもパサパサ。乾いてるんやな。インターネットにつながるようになったけど、ここは中国。Facebookとかツイッターはダメ。いつものやり方でいけるはずやけど、今回はうまくいかん。まさか帰るまでFacebookでけへんの?出発の時間が近づいた。「~成都行きの~・・」ってのが聞こえた。お、そろそろ搭乗開始やな。ちゃんと聞き取れるって、中国語勉強の成果だわ。ラウンジを出てゲートへ。ところが誰も乗ろうとしない。ゲートの先見たら、飛行機まだ来てない。さっきのアナウンスは、出発が遅れるって内容だったらしい。おれの中国語、やっぱあかんな。1時間遅れで成都へ向けて出発。天気よし。3時間のフライト。国内線やから今度は日本語ゼロ。「鳥肉にしますか?魚にしますか?」今度は聞き取りバッチリ!魚は幅が広すぎて何が出てくるかちょっと怖いから、鳥にしといた。食べ終わるとCAが来て、「何飲む?」と聞く。おれはちゃんとお茶ってゆーてるのに、ミネラルウォーターの入ったペットボトルを揺らしながら、「これでしょ?」の笑顔。笑顔には弱い。成都に到着。タクシーでホテルへ。50元。運転手、ニコニコしてるけど、ほとんどしゃべらない。チェックインは今までで一番スムーズ。部屋はダブルでそこそこ広いけど、ええ部屋とは・・・値段もそこそこやからこんなもんかな。夜の街を散歩してみる。ほんの少し雨が降ってる。最初の晩餐は・・・やっぱりマクドになってしまうんやな。マクドから出ると見知らぬお兄ちゃんが寄ってきた。くれたのは1枚の名刺。出張サービス系の風俗の店らしい。不要です。水を買ってホテルへ戻る。部屋の電話が鳴る。「マッサージいかが?」不要です。おやすみ。。。<2日目:天使たちのもとへ>7時半起床。ホテルの朝飯を食う。あんまり美味しいものはない。友人の荷物をハルビンに送らないといけない。フロントで聞いてみる。「快?か?」意味がわからん。あとで辞書をひくと速達とある。速達でなくてもええねんけど・・「液体はあるのか?」聞き取れた。雪肌精と書いた箱があるから、多分液体なんやろな。思たら液体あるのに、よう関空パスしたな。フロントのお兄ちゃんが運送屋に電話してくれた。液体あるから飛行機はダメで、陸路になるらしい。30分ほどで運送屋が来た。住所、電話番号のメモを渡すと、伝票に記入してくれた。親切やん。料金は80元(1200円)。そんなもんかな。。。重要なミッションを終え、次はパンダ基地。成都大熊猫繁殖研究基地がほんまの名前やけど、おれの中では「パンダ基地」。フロントで行き方を聞く。「タクシーで行きな。でも帰りはタクシーがなかなか捕まらないよ。」なんとかなるやろ。今までもなんとかしてきた。ホテル近くで車を拾う。女性運転手。ずーーっと誰かと携帯で話してる。おれはあんたと話したいんやで。30分ほどで到着。50元(750円)。入場券購入。58元(900円)。パンダ基地内は禁煙。門の外で吸い溜め。基地内には15人ぐらい乗れるバス?カート?がある。10元(150円)で乗り放題。広さは甲子園球場30個分?いやもっと広いな。東京ドームなら・・・わからん。大阪城公園ぐらい?動物園のように檻の中に入れられてない。柵はあるけど、1頭1頭が十分なスペースを与えられてる。パンダの数も多いし広々してるから、人が多くてもあんまり混雑した感じはない。寝てるパンダもおるけど、たいてい食べ続けてる。食べても、動いても、寝ても可愛い。80頭ぐらいおるらしいけど、30頭ぐらいしか見てへんかな。。基地内を2周した。写真いっぱい撮った。基地を出てタクシーをつかまえる。ホテルではなかなか捕まらないと聞いてたけど、時間が早かったからすぐ乗れた。この運転手は話好き。「韓国人か?」「成都には日本企業もあるぞ」「あの車は日本製だぞ」わからんとこもあったけど、楽しかった。夕方は繁華街を散歩。羊肉の串を食ってみた。3本で10元(150円)。うまい!結局これが晩飯になった。ホテルへ戻る。夜になると「マッサージいかが?」の電話がかかってくる。不要です。<3日目:街へ>朝飯は恒例のマクド。今日どこへ行くかはまだ決めてない。歩行街(歩行者天国)のベンチでマクドのコーヒー飲みながら考える。今まで行った中国の都市は全部歩行街があったな。流行ってんのかな?まず買い物ホテルに荷物を置きに帰る。それから昼飯。いろいろ探して、担々麺。次にタクシーでテレビ塔。工事中で入れず。そのまま引き返すことに。にわかに運転手が話し出す。運「韓国人か?」運「成都ではどこへ行った?」運「都市部の外にはいい観光地があったんじゃが・・四川の大地震があってからは客足が途絶えてのぉ。。」多分そんな感じのことゆーてはったと思う。運転手にホテルの近くにってゆーたはずやのに、隣の駅で降ろされる。一駅やから近い?わけ?ホテルに戻って一休み小一時間ほど寝てしもた。また街を散歩花売りの少女が声をかけてくる。さらに街を歩く。ソフトクリームを買う。「香草」ソフトクリームって書いてあるのを選んだ。なんか抹茶ソフトみたいなん期待してんけど、ただのソフトクリーム。香草・・・バニラの意味なのね。さていよいよ晩飯。四川と言えば火鍋のイメージがある。火鍋の店を探して歩くが見つからない。夫婦肺片という店を見つけて入ってみる。麻婆豆腐、青椒ホイコーロー、饅頭を頼んでみた。もちろんビールも。すべてに山椒がたーーーっぷり入ってて、口の中がピリピリ。四川と言えば唐辛子のイメージやったけど、唐辛子の方は控えめ。一人で食いきれる量やないから、悪いと思いつつ残した。ホテルへ戻る。部屋の電話が鳴る。「マッサージどう?」歩き疲れたから今日は頼んでみた。やってきたのは・・・いかがわしい方のマッサージ。丁重にお断りして帰ってもらった。晩安。<4日目:天使たちとの再会>7時起床。財布が心細くなったから銀行探し。銀行探して歩いてたら雨がシトシト。スタバへ避難する。スタバのお嬢さん天使に銀行の場所を聞く。スタバのお嬢さん天使、慣れない英語を駆使して説明してくれる。こっちも英語には慣れてへん。けど、天使とおれの心は通じ合った。教えてもらった中国農業銀行へ。おれ、農業やってへんけどな。銀行のお嬢さん天使もまた英語を駆使する。微妙なとこやねんけど、今や英語より中国語の方がわかるかも?中国語が上達してるわけやなく、耳が慣れてるみたい。毎日中華料理屋行ってるからな。加えて英語から遠ざかりすぎてんねんなぁ。でも「中国語にしてくれ!」という勇気もなく、英語8、中国語2ぐらいな感じ。時々日本語で独り言。雨が少々強くなってきた。傘を探す。小さな店先に傘がぶら下がってた。入って、「これちょうだい」。でもよく見るとそこは女性の下着屋さん?店員さん男やったからよかったけどな。ん?なんで女性用下着屋の店員が男やねん???この店員さん、おれが首にぶら下げてるカメラが気になったらしい。「SONY・・有名ですね」みたいなつぶやき、おれは聞き逃さない。そこから二人の会話が盛り上がる。店員さん、写真撮るのが趣味らしい。CANONの一眼レフを見せてくれた。かなりええやつみたい。彼が撮った写真も見せてくれた。おれのも見せてあげようかと思ったけど・・・今カメラに入ってるのは、ほぼパンダだけ。成都の人にパンダの写真見せても自慢にならんし。やめといた。楽しいひと時を終え、また散策開始。天府広場?にたどりついた。一通り写真を撮ってカフェで一服。もう一回白黒天使に会いたいねん!広場へ出てタクシーを拾う。女性運転手。パンダ基地OK?うなずくだけ。無愛想な運転手やな、と思たけど。最初は渋滞にイライラして運転手ボヤいてる。でも途中から突然話し出した。運「成都ではどこに遊びに行った?」おれ「まだどこへも」今まさにパンダ基地へ向かってるのに、一昨日行きましたとも言えず。運「ここは有名な観光名所。」運「三国志の時代には・・・」運「国慶節になると成都は・・・」運転手さんよ、おれ頷いてるけど半分もわかってへんから。わかってへんけど、聞き上手?2回目ともなると慣れたもんや。普通の動物園と違って、白黒の天使しかおらんねんけど、何回も来たいわ。あとの写真整理が怖くなるほどいっぱい写真撮った。きっとこいつはたれパンダ。基地を出るとおっちゃんが声をかけてきた。いわゆる白タク?料金は普通のタクシーと一緒ぐらいやったから乗ってあげた。多少乗り心地ええしな。この運転手、クラシック音楽を流したあとは全然しゃべらへんねん。おれを眠らせるつもりやな。その手には・・・5分ほど寝てしもたぞ。でも無事到着。また街を散歩。携帯電話のチャージがきれた。ある店に入った。一人のおばちゃんが何か食いながら応対。売ってくれたんはええけど、チャージの操作してくれへんねん。たいていの店はしてくれるのに。初めて自分でチャージに挑戦。やったらできるもんやな。自信ついたわ。おばちゃんの愛のムチのおかげやな。晩飯。四川料理っぽい店へ。腹いっぱいになった。明日はいよいよ帰国。<最終目:さよなら成都>7時起床。中国の?ファストフード店で朝飯。チェックアウト。フロントでバスはないかと聞く。タクシーで15分ほど行ったところにバス乗り場があるそうな。15分も走るんやったらそのまま空港までタクシーで行ってもええねんけど、あえてバス。成都空港到着。来る時は上海で一旦荷物を受け取ったが、帰りは直接大阪まで運んでくれるらしい。その違いはなんやろな。成都空港はかなりでかい。中国国際航空の機内紙によると、北京は別格として、上海空港並みかそれ以上に路線があるみたい。チベット自治区行きの保安検査が別になってるとこに、微妙な空気を感じたな。2時間50分のフライト。やっぱ長いな。こんなんじゃヨーロッパとかアメリカ行かれへんわ。上海到着。ほんまにおれの荷物が大阪行きの便に積み変えられてるか不安。。なるようになるわ、と浦東空港を楽しむ。いよいよ大阪行きへ搭乗。少しの遅れもなく、まっすぐに大阪へ向かってる。そんな慌てんでええのに。20:35関空到着。いつもの中華料理屋の閉店時間が迫る。急いでバスへ。店長さん、おれの帰りを待っててくれた?お土産を渡して、土産話をして。ビールとチャーハンおごってくれた。あとは大和路線で現実の世界へ。
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