いつもは一人旅で中国を訪れる私ですが、今回は友人2人と上海ディズニーランドへ行くことにしました。
飛行機のトランジットを除けば上海を訪れるのは5回目です。
友人2人は中国語ができないので、私が通訳ガイドとして頑張ります。
0日目 関西空港で前泊
上海行きの飛行機は9:15分発。
7時過ぎには関西空港に着いていなければいけません。
奈良に住むわたしはかなり厳しい状況ですので、前泊することにしました。
泊まったのはFirstCabin関西空港です。
カプセルホテルです。
寝心地は悪くありませんが、周りの音が少し気になりました。
1日目 移動、上海ディズニーランド
朝起きてホテルをチェックアウトし、数分で国際線カウンターに到着です。
空港に泊まると便利ですね。
同行者と合流して1階の国際線到着ロビーにある自動両替機で両替をします。
この日のレートは1元が17.55円で、手数料が450円かかりました。
実質1元18円です。
飛行機のチェックイン、手荷物検査、イミグレーションを通過し、搭乗ゲート付近で出発を待ちます。
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飛行機はほぼ定刻の出発でした。
2時間と少しで上海浦東空港に到着です。
まずはスマホでネットするための中国SIMを購入します。
プランの詳細はわかりませんでしたが、350元でした。
以前は200元が主流だったのですが、値上げされたのでしょうか。
ここで羽田から到着する友人と待ち合わせです。
関西から来た私たちは第2ターミナル、羽田からの友人は第1ターミナルに着きます。
私たちのほうが先に着いたので、第1ターミナルへ移動することにしました。
中国では空港の手荷物検査が厳しいです。
ターミナルビルに入る人はすべて検査を受けます。
第2ターミナルから第1ターミナルへ移動するにも検査が必要です。
無事羽田からの友人と合流し、タクシーでディズニーランドへ向かいます。
タクシーの運転手さんに「dishini(迪士尼)(ディズニーランドへ)」と言いましたが、一瞬通じませんでした。
しばらくして、「ああ、disneyか」と英語っぽい発音で返されました。
もしかして中国では漢字読みの発音より英語発音のほうが通じるのかなと思いました。
しかしディズニーランドに着いてみるとどこもかしこも「dishini」と中国語発音でした。
タクシーの運転手さんだけなまってたのかな?
ディズニーランドに到着です。
私はディズニーのことはよくわかりませんので、中では友人について行くだけでした。
半日のディズニーランドを楽しんだあとは、タクシーで人民広場近くのホテルへ行きました。
晩ご飯を探して南京路を歩きましたが、夜10時をすぎていたので多くの店が閉まっていました。
南京路中ほどの福建中路を北に少し入ったところに小籠包のお店を見つけ、入ってみました。
料理の名前は忘れましたが、小籠包と麺とビールを注文しました。
あとはホテルへ戻って休みます。
2日目 市内観光
今日の予定は市内観光です。
上海経験者ということで、友人の希望を聞きつつ主に私が計画をたてました。
この日まわる予定は、田子坊、南翔の小籠包、七宝老街、豫園、外灘です。
ホテルを出て3人で南京路南側の漢口路で朝食をとりました。
わたしはお粥にしましたが、友人はがっつりと麺を注文していました。
あとは小籠包をみんなでつつきました。
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朝食のあと、人民広場駅から地下鉄8号線と9号線を乗り継いで、田子坊のある打浦橋駅へ向かいます。
今回は何度も地下鉄に乗る予定ですので、交通カードを買いました。
カード代は20元で、とりあえず100元チャージしました。
田子坊
田子坊では、友人たちがいろんな小物に興味津々です。
友人たちはシルクのスカーフを買いました。
田子坊の一角に四合院と書いてある場所がありました。
何かの本で、北京の四合院と上海の四合院とは造りが違うと読んだことがあります。
田子坊の四合院はショップに改装されているので、どのように違うのかを知ることはできませんでした。
南翔の小籠包
1時間ほど田子坊を散策したあとは、小籠包発祥の地とされる南翔へ向かいます。
地下鉄打浦橋駅から9号線に乗り、徐家汇で11号船に乗り換え南翔まで行きます。
南翔駅から沪宜公路を通り、南翔古猗园という公園の南西角にやってきました。
ここに上海古猗园餐厅という小籠包のお店があり、多くの人で賑わっていました。
カラフルな小籠包に目が行きます。
先に食券を買い、別の場所で小籠包と箸や碗などの食器を受け取ります。
お昼時ということもあり、席を確保するのに一苦労です。
食券係、席確保係と分担しました。
小籠包発祥の地ということですので、小籠包の食べ歩きをする予定でしたが、雨が降っていたこともあり次の七宝老街へ行くことにします。
七宝老街
南翔から七宝へは地下鉄で行くと遠回りになります。
タクシーを探しますが、なかなか見つかりません。
雨の中、一番大きな通りに出てタクシーを拾いました。
ところが事故なのか工事なのか途中で大渋滞に巻き込まれます。
本来なら30分ほどで着くはずでしたが、1時間近くかかってしまいました。
地下鉄で行くのと変わらないですね。
七宝老街では水郷で小舟に乗る予定でしたが、雨のためか何かほかの原因か小舟は休業していました。
それはそれとして、上海に来たからには上海蟹を食べたいという友人の希望でレストランを探します。
七宝の入り口七宝老街牌楼から奥に入っていくと、右手に天香楼というお店がありました。
上海蟹はあるかと聞くと、あるという応え。
3人で入って上海蟹2匹だけを注文するという、上海蟹に特化した食事になりました。
値段は88元+食器代(3つ)の3元でした。
上海蟹探しに時間がかかってしまったので、豫園へ行くのは翌日に変更しました。
個人旅行はこういう自由がきくのがいいですね。
外灘
七宝から地下鉄に乗り、宜山路で3号線に乗り換え、次の虹橋路で10号線に乗り南京東路まで行きます。
そこから1kmほど歩いて外灘に着きました。
友人たちは写真で外灘を見たときはさほど興味もなさそうでしたが、実物を見ると喜んでました。
特に夜景はきれいですよね。
ひとしきり夜景を堪能したあとは、外灘の運河黄浦江のしたをくぐるトンネルへ行きました。
トンネル内をゴンドラに乗って進みます。
料金は1人50元です。
ちょっと高いですね。
対岸へ渡ると浦東地区の高層ビル群があります。
友人たちは高層ビルには興味がないようですので、そのまま地下鉄で人民広場へ戻りました。
晩ご飯を探します。
南京路南側の漢口路で夜中まで空いているレストランを見つけました。
チャーハンや麻婆豆腐、ナスの炒めもの、小籠包などなど。
みんな2万歩ほど歩いて疲れていたのでホテルに戻ります。
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3日目 豫園、友人たち帰国
友人たちは2泊3日ですので、この日帰国します。
飛行機は午後なので、午前中は昨日行けなかった豫園へ行きます。
朝はマクドナルドですませました。
人民広場から豫園までは地下鉄で乗り換えありの2駅です。
友人はガイドブックにあった腰痛の貼り薬を買いました。
値段交渉は私の役目。
友人は2つでいいと言いましたが、店の人が4つ買うと1つおまけするよと言ったので、結局4使いました。
买一送一ですね。
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3人それぞれがちょっとしたものを買い食いしながら豫園をまわります。
もう少しゆっくり眺めたいところですが、12時にホテルをチェックアウトしなければなりません。
11時ごろ豫園を離れホテルへ戻ります。
チェックアウトを済ませ、私が日本に住む中国人から預かったドッグフードを宅配便でハルビンに送り、そのあと荷物を持って人民広場駅の近くで昼ご飯にしました。
今回のリニアモーターカーにも乗りたいということで、地下鉄2号線で龍陽路駅へ行きます。
リニアモーターカーで430kmを体験したかったのですが、列車によって300kmのものと430kmのものがあるらしく、残念ながら私達が乗った列車は300kmバージョンでした。
空港で友人たちを見送り、市内へ戻ります。
今日からは南京東路にある別のホテルに泊まります。
昨日までのホテルとは違い、窓のない部屋です。
料金も安いですけどね。
南京路のカフェで休憩しながら、iPadのアプリ(FlightRader24)で友人たちの飛行機を追跡します。
どちらの飛行機も30分~1時間遅れで飛び立ちました。
その後吉野家で晩ご飯を食べてホテルに戻ります。
4日目 朱家角、上海タワー(上海中心)
今日からは一人旅です。
朝はマクドナルドのお粥です。
友人たちが興味を示さなかった上海タワーに向かいます。
私が前回来た2014年にはまだ完成していませんでした。
上海タワー
チケット売り場へ行くと、雨だから何も見えませんよと言われました。
確かに下から見上げてもビルの最上部が見えません。
スターバックスで休憩しながら次の行き先を考えます。
朱家角
友人の一人が行きたがっていた朱家角へ行くことにしました。
友人たちとの2泊3日で朱家角へ行くのは遠すぎてあきらめていた場所です。
地下鉄2号線で紅橋火車駅まで行き、17号線に乗り換えます。
朱家角駅から看板の指す方に1.5kmほど歩きました。
広場に朱家角の文字があるところを左に曲がって進みます。
店が多いので、ここでお昼ご飯にします。
店内にはなぜか日本画ののれんがありました。
「これが朱家角」という場所です。
以前上海の友達に連れられて一度来たことがありますが、一人で来た今回は存分に風情を味わうことができます。
グループ旅行もいいですが、一人旅は自分のペースでゆっくり楽しめるのがいいです。
上海タワー(リトライ)
雨もあがったので、もしかしたら上海タワーからの景色も楽しめるかもしれません。
地下鉄でまた市内へ向かいます。
予想通り上海タワーのてっぺんが見えます。
チケットを買いました。
日本製のエレベーターでかなり高速でした。
1分ほどで展望フロアーに着きました。
素晴らしい夜景です。
ついこの前まで上海一の高さの上海環球金融中心ビルが下に見えます。(雨ですが・・)
少し天気が悪かったですが、とてもきれいな夜景が見られてよかったです。
雨の中移動が多くて疲れたので、晩ご飯はコンビニのパンにしました。
5日目 静安寺、孫中山旧居
起きたときは今日の行先を決めていません。
ケンタッキーのお粥を食べながら今日の行先を考えます。
静安寺
前から少し気になってた静安寺に行くことにしました。
南京東路から15分ほどで着きました。
金閣寺とはまた違った金ぴかぶりです。
近くのスターバックスで休憩しながら次の行先を決めます。
孫中山故居記念館
ネットで上海の観光地を調べ、まだ行ったことのない孫中山記念館へ行くことにしました。
またバスに乗ります。
バスを降りて20分ほど歩くと孫中山記念館に着きました。
私は歴史が弱く、孫中山という人が何をした人なのか知識のないまま入りました。
あとで調べると、毛沢東とならんで建国の父とされる政治家だそうです。
国民党側の人で、何度か失脚したこともあるようですが、アメリカや日本に渡り力をつけて中国に戻ってきたようです。
日本では孫文と呼ばれてるそうです。
知識のないまま記念館に入ったので、展示されているものを見ても政治家なのか軍人なのかがわかりません。
たまたまそこにいた旅行者に聞いてみました。
その人は重慶から旅行で来ている人で、歴史が好きなようです。
しばらく話すうちにその後の行動を一緒にすることにしました。
話す内容が歴史的なことばかりなので、私の中国語力ではついていくのが大変でしたが、お互いスマホを使いながら意思疎通ができました。
気づくと田子坊のあたりまで歩いていて、少し疲れたので二人で豆花を食べて休憩しました。
そこで分かれてまた一人です。
ホテルへ戻ろうかとも思いましたが、浦東のビルを見たくて地下鉄で世紀大道まで行きました。
世紀大道から歩いて高層ビル群のところまで行き、地下街で晩ご飯にしました。
そのあと陆家嘴にあるディズニーのお店でお土産を買い、運河下のトンネルをくぐってホテルへ戻りました。
明日はいよいよ帰国ですので、パッキングをして休みます。
6日目 帰国
11:40発の飛行機で日本へ帰ります。
8時ごろの地下鉄で空港へ向かえば十分間に合いますが、ラッシュの中キャリーバッグを持って地下鉄に乗るのは大変ですので、6時過ぎの電車で空港へ向かいました。
そのあとはすべて順調で、飛行機も定刻どおりに飛び、日本へも予定より少し早く着きました。
自宅最寄り駅に着いたのは夕方6時過ぎです。
夕食を取ることにしました。
旅行を終えて
いつも一人旅の私。
自由気ままでいいのですが、ご飯を食べるときは少しさみしくなります。
今回は前半友人と一緒だったので、グループ旅行の楽しさと後半の一人旅の楽しさの両方を味わうことができました。
しばらくは旅の思い出にひたりますが、またすぐに中国へ行きたくなると思います。
今回の費用
飛行機:中国国際航空(HIS手配) 32,210円(往復)
ホテル:11/30~12/1(1泊) ファーストキャビン関西空港 6,500円
12/1~12/3(2泊) ル・ロイヤルメリディアン上海 1,816RMB
12/3~12/6(3泊) ハンティン・エクスプレス上海 1,795RMB
小遣い:約72,000円
総計:約180,000円
いつもは14万円~15万円ですので、ちょっと使いすぎました。
私の中国旅行のデータ
中国渡航回数:出張23回、旅行24回。
中国滞在通算日数:211日。
上海訪問回数:出張1回、旅行5回。(飛行機の乗り換え除く)
その他のおすすめページ
Googleマップ上に観光スポットのマーカーやイラスト地図を重ねているので旅行中にとても便利!
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