今回は少し長めの9日間で北京へ行ってきました。
最初の4日間は友人2人と一緒に、残り5日間は一人で観光しました。
歴史ある街北京を探索したいと思います。
「その1 故宮?、天安門広場、天壇など編」、
「その2 頤和園、八達嶺万里の長城編」、
「その3 故宮リベンジ、中国鉄道博物館編」、
「その4 オリンピック公園、中国尊?編」、
「その6 中国最古の石橋、赵州桥編」、
「その7 歴史ロマンに迫る、明の十三陵編」、
「その8 北京中華民族博物院編」もご覧ください。
慕田峪長城
北京近郊で万里の長城の観光スポットはいくつかあります。
この旅行3日めに友人たちと訪れた八達嶺長城は、万里の長城の観光スポットとして最も早く公開され、最も有名です。
そのため近年ではいつでも観光客で混雑しているようです。
もう一つの有名スポットとして挙げられるのが慕田峪長城です。
市内から慕田峪長城への距離は、市内から八達嶺長城への距離と同じぐらいで、ツアーバスで1時間半から2時間かかります。
八達嶺は地下鉄や電車などで自力で行くことができますが、慕田峪は事実上ツアーバスで行くしかなさそうです。
八達嶺長城ツアーの申し込みと同じ前門駅前で慕田峪長城ツアーチケットを買いました。
9時過ぎに前門前を出発したバスは、ノンストップで慕田峪長城まで連れて行ってくれます。
慕田峪長城のお土産物屋さんが立ち並ぶところでバスを下りました。
ガイドさんが「買い物しないでください。トイレに行かないでください。」と言いました。
お店が並ぶ通りを抜けると、再び乗ってきたバスに乗せられます。
この200mほどの歩きはなんだったのかよくわかりません。
慕田峪長城のバス駐車場に着くとガイドさんが、「昼ごはんを食べない人は私についてきてください。昼ごはんを食べる人はもうひとりのスタッフについて行ってください。」と言いました。
少し迷ったのですが、やはりお腹が空いていたので腹ごしらえをすることにしました。
ビニールに包まれた食器類を使うと2元かかると言われたので、お箸だけで食べました。
昼ごはんが終わって長城の入り口に着いたのが12時前です。
ツアーバスの中で予めゴンドラのチケットを買っておいたので、そのままゴンドラに乗ります。
八達嶺長城と違って、ゴンドラもすいていて並ばずに乗れました。
数分でゴンドラ頂上駅に着きました。
頂上駅を出てすぐのところに15号楼があります。
楼は長城の所々に設けられた部屋のある建物で番号がつけられています。
ここから左へ行くと20号楼へ向かう登り、右へ行くとスライダーなどが設置されている6号楼への下りです。
まずは20号楼へ向けて進むことにしました。
15号楼から19号楼まではアップダウンを繰り返します。
運動不足の私には結構きついですね。
途中の楼ではアイスクリームや飲料を売ってる人がいました。
アイスクリームが10元、飲料が20元でした。
もちろん麓より高い値段です。
でも荷物を持たなくてもきついのに、たくさんのアイスや飲料、土産物をここまで持って上がる手間賃を考えるとうなずけます。
あ、でもこの販売は多分違法だと思います。
19号楼まではアップダウンがあるものの、それほど高低差がないので一般の人たちでもたどり着けると思います。
19号楼から20号楼はかなり長い直線の階段で、標高差が95m(GoogleEarth調べ)もあるのでお年寄りや小さな子どもには難しい区間です。
20号楼直前にはさらに狭くて細くて急な階段があり、数メートル登らなければなりません。
私は四つん這いになって登りました。
苦労して登った甲斐があり、20号楼からのすばらしい景色を見ることができました。
ガイドブックなどの情報では、この慕田峪長城は八達嶺長城より人が少ないのでオススメという記事がありました。
私の感想は、もちろん人が少ないのでゆっくり楽しめますが、ゴンドラを登る距離が長いので長城を登った達成感が大きいのと、長城を見下ろす景色が八達嶺長城よりもきれいだと思いました。
登ったはいいのですが、この急な階段を降りるのも怖いです。
これまた四つん這いの後ろ向きで下りました。
帰りは6号楼からスライダーで下りたかったのですが、そちらに廻っていると集合時間に遅れそうです。
あきらめてゴンドラで下りました。
疲れ切ってしまったので、帰りのバスはほとんど寝ていました。
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前門散策
渋滞もあり、約2時間で前門へ戻ってきました。
観光用の路面電車が歩くより遅いスピードで走って(?)いました。
中国へ行くと羊肉串を食べたくなるのですが、今回は見つけることができなかったので、豚肉の串焼きを食べました。
4本で10元です。
豚肉の串焼きは初めて食べました。
とてもおいしいのですが、やはり私は羊肉串のほうが好きです。
お味は・・普通のソフトクリームです。
小一時間散策して前門を跡にし、ホテルへ戻りました。
1日を終えて
現地ツアーはすべて中国語ですので、まだ学習中の私には聞き取れない部分が多かったです。
前門は北京の観光スポットの中ではマイナーですが、古くて新しい感じがよかったです。
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今回も観光地図のページが参考になりました。
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