★★まとめ★★
2016/5/22~5/28(6泊7日)武漢(Wuhan)
航空券(関空←→羽田・成田←→武漢) 4,560円(ANAマイル使用)
ホテル(洪广大酒店) 42,535円
その他 58,665円
通貨レート 1元=18.580円
★★★ 準備 ★★★
これまでは中国でインターネットを使うために、レンタルのモバイルwifiルータを借りたり、現地空港でSIMカードを買ったりしていた。
今回はAmazonで香港・中国用SIMカードを買ってみた。
Amazonで販売されてるこのSIMカードは、香港チャイナユニコムが発行するもの。
大陸で使用する場合はローミング扱いとなるため、中国政府のファイアウォールで規制されない。
VPNなどを使用しなくてもFacebookやツイッターなどが、自由に使える。
★★★ 1日目 出発 ★★★
朝4:50起床。
前日のうちに準備はできている。
バイクにキャリーバックを積み込み駅へ向かう。
電車に乗り難波へ。
難波は職場のある場所。
毎朝行っているカフェへ、今日はキャリーバッグをもって登場。
普段会話することのない店員さんが言う。
「ご旅行ですか?」
「ええ、ちょっと中国へ。」
ちょっと得意げに答えた。
リムジンバスで難波・OCATから関空へ。
約50分で関空到着。
でも今回チェックインするのはこの国際線カウンターではない。
ひっそり静まりかえった国内線。
まず羽田行の飛行機に乗る。
飛行機の写真を撮ったり・・・
ラウンジで休憩したり・・・
いよいよ出発。
座席前にUSBの差込口が。
充電できるのかな?
天気が良く、富士山も見えた。
羽田空港に到着。
昼過ぎなので食事をとる。
これから中国へ行くのに、あえて中華系。
バスで羽田から成田へ。
3,100円。結構高いね。
成田空港に到着。
出発まで4時間以上ある。
また飛行機の写真撮ったり・・・
ケーキセット食べたり・・・
ごはん食べたり・・・(このあと機内食もあるのに)
いよいよ成田から出発。
機内食はこんな感じ。
携帯電話のSIMカードを挿しかえる。
飛行機はかなり揺れた。
4時間とちょっとで武漢天河空港へ到着。
空港ロビーの出口には、いわゆる「白タク」の運転手が群がっている。
どの運転手も「市内まで150元」と口にする。
きっとふっかけてるに違いない。
バスを探すが夜も遅く、もう運航していないようだ。
しかたなく白タク運転手に「80元で行ってくれ」と交渉。
応じる運転手がおらず、正規タクシーを探すがそれも見つからない。
途方に暮れていると、1人の運転手が声をかけてきた。
「相乗りでいいなら80元にしてやる」
もうほかに方法はなさそうだ。
このタクシーに乗ることにした。
30分ほど走っただろうか。
漢口という駅に着いた。
相乗りの客はここで降りた。
一人になるとなんとなく怖いので、おれもしばらく走ってからすぐ降りた。(80元)
ホテルまではまだ相当の距離がある。
別のタクシーを探す。
すぐに正規のタクシーが見つかった。
ホテルの名前を伝え走り出す。
この運転手はよくしゃべる。
「どこから来た?」
「出張か?」
「何日いる?」
「武漢は初めてか?」
「長江はな・・・」
「ふだんの渋滞は・・・」
「あんた歳はいくつだ?」
「子どもはいるのか?」
「おれの子どもは・・・」
「日本の車は・・・」
「このあたりは賑やかで・・・あんたのホテルから歩いて来れるぞ」
中国旅行を始めた頃は、中国語の雑談はほとんどわからなかった。
行先を告げるのが精いっぱい。
旅行を重ねるごとに聞き取れる割合が増えているのを実感できる。
この実感が嬉しくて中国旅行を続けているとも言える。
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Booking.com
約20分でホテルに着いた。(50元)
タクシー代は合計130元。
夜中12時。
とにかく寝る。
★★★ 2日目 長江のほとり ★★★
6時半起床。
ホテル前で手抓饼を売っている。
地下鉄で洪山广场から江汉へ。(2元)
江汉步行街を散策。
マクドナルドで休憩。(19元)
散策再開。
ご婦人たちが踊っている。
スマートフォンで地図、Facebook、Webサイトを利用しながらの散策。
突然インターネットにつながらなくなった。
どうも今回買ったSIMのチャージがなくなってしまったようだ。
まだ半日も経っていないから使ったデータ量も少ないはず。
これは一大事。
インターネットなしでは不便でしかたがない。
スターバックスのWifiを使ってなんとかしなければ。(30元)
中国でフリーWifiを使うには、中国の携帯のSMSが必要だ。
Wifiにつないだときにパスコードが必要なのだが、そのパスコードがSMSで送られてくる。
ところが、チャージがなくなってしまったのでSMSすら届かないようだ。
これはホテルに戻って、部屋のWifiを使うしかない。
地下鉄でホテルへ戻る。(2元)
部屋のWifiでチャイナユニコム香港のサイトにつなぐ。
チャイナユニコム香港はクレジットカードを使ってインターネットでチャージができる。
インターネット復活。
再び出かける。
長江へ行ってみることにした。
おなかがすいたので、焼き立てパンの店でパンを買った。
カメの形とクマの形、それと真っ黒のチョコレートパン。
(34元)
長江に着いた。
写真を撮る。
行きかう船。
漁をする人。
泳ぐ人。
釣りをする人。
そんな風情をぼんやり眺めていると、詩人になったような気分になる。
詩が書けるわけではないが。
雨がぱらついてきたので移動する。
バスに乗る。(2元)
着いたのは中南路。
四美包子というところでおやつを買う。
肉まんのようだが、中身はベーコンとチーズ。(6元)
街を散策し、次に入ったのはケンタッキー。
これが晩飯になる。(30元)
今日はこれで終わり。
ホテルへ戻る。
ちなみに湖北省の車のナンバーは、「鄂」だった。
★★★ 3日目 東湖、テレビ塔、長江大橋 ★★★
この日も朝は手抓饼から。(7元)
バスで東湖風景区へ。(2元)
入り口には切符売り場があるが、人がいない。
近くの服务员に聞いてみると「免费」とのこと。
写真を撮る。
いっぱい撮る。
中国旅行では必ず食べるアイスクリーム。(10元)
湖畔でのんびりした後はバスで街へ戻る。
昼食の店を探す。
永和大王(たぶんチェーン店)という店に入る。
香菇肉饭。(20元)
丼みたいな感じ。
砂糖たっぷりの紅茶付き。
スナック菓子まで付いてる。
しばらく散策してスターバックスで休憩。(30元)
地下鉄4号線で楚河汉街から钟家村へ。(3元)
龟山公园にあるテレビ塔を目指して歩く。
塔は見えてるけどなかなか着かない。
人通りがほとんどないので、歌を歌いながら歩いた。
15~20分歩いてやっとテレビ塔に着いた。
せっかく来たのにテレビ塔には登れないらしい。
理由はわからない。
テレビ塔の前には長江大橋がある。
その景色を楽しもう。
長江を歩いて渡ってみたくなった。
100mほど進んだところで、急に怖くなり足がすくんでしまった。
高いところは好きなのだが、高所恐怖症なのだ。
結局渡れずに引き返した。
悔しいからバスで渡ることにした。
道路を横切ってバス停へ向かうのだが、そこは信号のない横断歩道。
中国では歩行者より車が優先。
なんとか半分渡ったところで立ち往生。
バスに乗って長江を渡る。(2元)
バスの窓から何やら銅像が見えた。
バスを降りる。
なんの像かわからないのでネットであれこれ調べてみたら、「辛亥革命」とか「走向共和」といったキーワードが見つかった。
でも歴史が苦手なおれにはさっぱりわからない。
よくわからないけど、大きな額縁があった。
公園で遊んだあとはケンタッキーで休憩。(19元)
バスに乗ってホテルへ戻る。(2元)
夕食の時間。
ホテルの周りを探す。
ハルビン餃子店を見つけた。(28元)
★★★ 4日目 高層ビル、毛沢東旧居 ★★★
今日も朝は手抓饼。(8元)
3日連続食べてるけど飽きない。
今日はこれに加えてケンタッキーのお粥も食べたい。
バスでケンタッキーへ向かう。(2元)
ところがバスは思ってた停留所で止まらず、ケンタッキー前を通り過ぎてしまった。
バスがやっと止まった停留所前にはマクドナルドが。
ケンタッキーに戻るには10分ぐらいかかりそう。
もうマクドナルドでいいか。
マクドナルドに入ってみると、ここにもお粥があった。(20元)
お粥、うまい。
お粥だけでもいいぐらい。
地下鉄2号線で中南から王家墩へ。(3元)
地上に出てしばらく歩くと、武漢で一番高い(2番目かも)ビルが見えてきた。
※建設中を除く
中国民生銀行ビル。
ビルへ向かう途中で小さな交通事故に遭遇。
トラックが交差点を曲がるときに乗用車を巻き込んだ。
運転手たちは特に大声で喧嘩することもなく、お互いスマートフォンで接触した部分の写真を撮っている。
事故現場をあとにビルへ向かう。
中国民生銀行ビルに着いた。
展望フロアはないようで、中には入らなかった。
ビルの横に池の周囲をぐるりと回る。
遠くにさらに高い建設中のビルが見えた。
スターバックスで休憩。(39元)
注文の時名前を聞かれた。
中国ドラマに登場する日本人名「関谷」と答えた。
おれの発音が悪かったのか、カップに書かれたのは「光谷」。
いつも軽い冗談のつもりだが、大抵の場合スルーされる。
次は毛沢東の旧居へ行くことにしよう。
適当にバスに乗って着いたのが地下鉄一号線太平洋駅。(2元)
こんな内陸にあるのに、駅の名前が太平洋?
そこから地下鉄1号線と3号線を乗り継ぎ复兴路駅へ。(3元)
地図で見ると、复兴路駅から毛沢東旧居までは2km前後。
バスで行くことにしよう。
毛沢東旧居に到着。
次は、黄鹤楼へ行ってみよう。
毛沢東旧居からは遠くない。
入場料は80元。
なんとなく入らなくてもいいかという気になり、アイスと水を買っただけで通過する。(20元)
次はどこへ行こうかな。
中国では「步行街」(歩行者天国)付近がにぎわっていることが多い。
地図で水果湖步行街というのを見つけたので行ってみることに。
バス。(2元)
ちょっと難解なオブジェを発見。
水果湖步行街は、イメージしてた賑わいはなく、ひっそりした感じだった。
バスで中南へ行く。(2元)
今日の晩飯はここにしよう。
炸酱面。(30元)
出てきたのはこれ。
写真とはだいぶ違うよな。
お腹いっぱいにはならなかったので、帰りにパンとビールを買って帰った。(13元)
★★★ 5日目 光谷広場、湖北省博物館、湖北美術館 ★★★
この日は雨。
適当にバスに乗ってみる。(2元)
どこかの大学の近くに到着。
マクドナルドで朝食。(21元)
もちろんお粥。
油条にも初挑戦。
油で揚げてるわりにあっさりした感じ。
バスでスペイン風景街へ向かう。(2元)
光谷広場に到着。
4日目のスターバックスで「関谷」を「光谷」と聞き間違えられた理由がわかった気がする。
(もちろんおれの発音も悪かったんだろうけど)
雨が強くなり、あまり歩き回る気がしないので本屋に入ってみる。
外国語学習書コーナーを見てみた。
英語関係が一番多かったが、その次は日本語。
村上春樹の本が平積みされていた。
雨は一向に弱くならない。
靴がびしゃびしゃで気持ち悪い。
スペイン風景街の方に行ってみる。
光谷広場前のスターバックスで休憩。(33元)
今回は名前を聞かれなかった。
雨だから屋内見学がいい。
湖北省博物館へ行こう。
バスで博物館へ。(2元)
降りるバス停を間違えて、雨の中を2kmほど歩くことに。
やっと着いてみると・・・
まさかの休館。
しかたがないので隣の美術館へ。
たぶん右脳が機能していないおれ、美術の感性はまったくない。
こんな絵(?)や、
こんな絵(?)。
理解不能。。。
2階へ上がってみる。
こんな絵(?)や、
こんな(絵)。
カメラが手ぶれしたわけではない。
このような書き方なのだ。
一通り展示物を見る。
腹がへったので、美術館内のカフェへ。
ベーコンのリゾットとラテ。(74元)
バスで繁華街の汉街へ。(2元)
中国へ来ると必ず食べる羊肉串、今回まだ食べてないことに気が付いた。(5元)
やっぱりうまいな。
ホテルへ帰る。
★★★ 6日目 黄鹤楼、汉秀 ★★★
この日も雨。
でも小降り。
2日ぶりの手抓饼。(8元)
どうしてもケンタッキーのお粥が食べたい。
バスで中南駅へ。
やっとケンタッキーのお粥にありつけた。(13元)
マクドナルドのそれと大差ないけどね。
一度は行って入るのをやめた黄鹤楼。
やっぱり言ってみたくなた。
時間の節約でタクシーに乗る。(10元)
10分ほどで到着。
入場券。(80元)
インフォメーションセンターの女性と雑談ができて楽しかった。
昨日近くまで行って気になった劇場がある。
やはり見てみたくなった。
バスで向かう。
漢秀劇場到着。
次の開演は20時らしい。
ショーの中身がわからないので、一番安い席を買った。(380元)
この時まだ2時ぐらい。
近くの汉街を散策して時間をつぶす。
ふとお土産を買っていないことに気づいた。
一旦ホテルへ戻り、近くのカルフールで買い物をする。
カルフールでは大きなリュック等は持って入れない。
ロッカーに預けないといけない。
使い方がわからずまごまごしていたら、どこかの女性が丁寧かつ不愛想に教えてくれた。
お土産を買ってホテルに置きに戻る。
再び汉街へ。
一般人がクイズに答えてぬいぐるみもらったり。
話してる内容はほとんど聞き取れなかった。
イベントが終わって興奮気味の人に、いったい誰で盛り上がってるのか聞いてみた。
「陈坤」という俳優に関係するイベントだったようだ。
ショーの時間が近づいてきた。
9時半に終わるらしいから、見る前に食事をしておこう。
武漢最後の晩餐はこれ。
そろそろショーが始まる時間。
劇場へ戻る。
入り口では持ち物検査。
ライターとかペットボトルは持ち込めない。
大きなプール(?)が舞台になってて、噴水設備があって、中国雑技の要素があって・・・
うまく説明できない。
上演中は撮影禁止。
ストーリーはあるけど、セリフがないので外国人にも楽しめる。
見ごたえのある90分だった。
ショーが終わったのが夜9時40分ごろ。
タクシーでホテルに戻る。
明日は朝5時に出発しなければいけない。
荷物をまとめてすぐに就寝。
★★★ 7日目 帰国 ★★★
朝4時起床。
シャワーを浴び、荷物の確認。
5時前、予約しておいたタクシーの運転手から電話。
すぐにフロントへ下りてチェックアウト。
空港への道はすいている。
40分ほどで武漢空港に到着。(140元)
着くのが早すぎて、チェックインカウンターは開いていない。
ロビーのベンチで1時間半ほど過ごす。
7時を過ぎたころチェックイン。
ラウンジで軽食を摂りながら出発を待つ。
武漢空港の国際線はボーディングブリッジがない。
バスでターミナルから飛行機までバスで連れて行ってくれる。
楽しかった1週間はあっという間に過ぎた。
いつも旅行では、その土地に慣れてきたころに帰らなければいけない。
もう1週間ほどいたいけど・・・
終わり。。。
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