少し長めの9日間で北京へ行ってきました。
最初の4日間は友人2人と一緒に、残り5日間は一人で観光しました。
歴史ある街北京を探索したいと思います。
「その1 故宮?、天安門広場、天壇など編」、
「その2 頤和園、八達嶺万里の長城編」、
「その3 故宮リベンジ、中国鉄道博物館編」、
「その4 オリンピック公園、中国尊?編」、
「その5 2つめの万里の長城、慕田峪編」、
「その7 歴史ロマンに迫る、明の十三陵編」、
「その8 北京中華民族博物院編」もご覧ください。
赵州桥
今回は9日間と日程に余裕があるので、北京の隣河北省の石家庄市に日帰りで行くことにしました。
実は私、「中国の全省(自治区を含む)を訪れる」という目標があります。
河北省はまだ行ったことがありませんので、今回行ってみようと思いました。
地図で見ると北京から石家庄はそれほど離れているように見えませんが、直線距離で約260kmあり、日本でいうと東京-名古屋や、大阪-広島と同じぐらいの距離です。
石家庄へは北京西駅から高鉄(中国の新幹線)を使って、約80分で行くことができます。
地下鉄で北京西駅まで行き、高鉄の切符を買います。
切符を買うにも手荷物検査が必要です。
窓口は混雑していて、30分近く並びました。
切符は1等と2等があります。
1等は日本のグリーン車のような感じですね。
座席は全席指定です。
切符購入には身分証(外国人はパスポート)が必要です。
やっときっぷを買い、改札へ向かいます。
駅のコンコースに入るのも手荷物検査が必要です。
駅前広場には警察のほか、軍の兵士もショットガンのようなものを持って警戒しています。
中国の高鉄は、コンコースに入ってもすぐにホームに行くことはできません。
発車時刻の20分ほど前から改札が始まります。
改札が始まるとコンコースで待っていた乗客が一斉に改札口へ行くので、改札口は大混雑です。
高鉄の車内は日本の新幹線と同じような感じです。
1等のシートには電源もありました。
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約80分で石家庄に着きました。
石家庄駅はとても大きいです。
石家庄に着いてから行き先を考えました。
ネットで調べてみましたが、日本でメジャーな観光スポットはありませんでした。
ふと中国最古の石橋、赵州桥があるとの記事に目が止まり、行ってみることにしました。
百度地図でルートを調べます。
路線バスを乗り継いで行けるようですが、片道2時間近くかかるようです。
まず1つ目のバスに乗ります。
2つ目のバスに乗り換えようとしたのですが、そのバス停が見つかりません。
そこから20km以上あるので、歩いていくこともできません。
タクシーに乗ることにしました。
40元のチケットを買って中に入ります。
現在あるものは復元されたもののようですが、千年以上も前にこのような橋が作られたとは驚くばかりです。
一通り公園内を散策し、帰路につきます。
外に出ると白タクが声をかけてきました。
でもそこに路線バスの停留所があったので断りました。
バスに乗り、運転手さんに石家庄駅への行き方を聞きました。
「乗換のバス停に着いたら教えてあげるよ」と言ってくれました。
教えてもらったところでバスを乗換え、石家庄へ着きました。
石家庄のチケット売り場も少し混んでいました。
帰りの列車は満席が多く、1等に乗ろうと思うと20:30まで2時間半ほど待たなければなりません。
仕方がないので18:05発の2等を買いました。
中国の高鉄は最高350km出す列車もあるそうなので、少し控えめですね。
北京西駅に着いてホームを歩いていると隣のホームに別の列車が入ってきました。
これから深センへ行くようです。
車両は一見高鉄ですが、中にはベッドらしきものがあり、入り口横には「软卧车」と書いてありますので、寝台列車なのかもしれません。
いったい何時間かかるのでしょうか。
北京西駅の北口です。
駅ビルの上に歴史的な建物が乗っています。
登ってみたい気もしましたが、少し疲れていたのでホテルへ戻ることにしました。
駅の地下にタクシー乗り場がありました。
タクシーで帰ることにします。
陽気な運転手さんで私の拙い中国語のおしゃべりに付き合ってくれました。
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この日を終えて
思いつきで北京から石家庄への日帰り観光をしたので、現地滞在1時間半ぐらいになりましたが、道中の景色や知らない人との会話が楽しめました。
機会があれば石家庄に滞在してゆっくり観光したいと思います。
今回も北京観光地図の記事が役立ちました。
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